◆ 2006.03.12(日) リベンジのはずがマルタに返り討ち
昨日のマルタバラシの悔しさフツフツで連日の釣行。
天気は、夕方から崩れるとの予報でチョット早めの出撃。
しかし到着した川原は、時折立っていてもよろける程の風が吹き荒れ、
水面は10〜20センチ程のさざ波で釣りにならないかも‥?!
支度中に私に声を掛けた人は、『フライでは、この風じゃー駄目でしょ!』と。
そんな悪条件での開始。
まっあ、内心マルタは、水面下だからなんとかなるか〜、と、も思ったのも事実で、
一気に昨日のポイントへと、意気込んではみたものの、風は、想像以上に強い。
帽子は、顎ひもで何とか飛ばされずに済んだが、顎ひもでギロチン状態。
本流を渡る時など、さざ波の水が顔にまで飛んでくる始末と、本当にすごい風だった。
マルタポイントへ一気のはずが、流石に鯉の美味しそうなポイントをみすみすスルー出来ず、1回も降らずにマルタ用フライを、鯉用にチェンジして1投‥2投。
すると予想通り鯉が現れパクリ『ワッハッハと高笑い』。しかしティペットはマルタ用に改造していて慎重に取り込んだ。
最近は鯉を狙ってもこんなに簡単に釣れないのに、今日は付いているかもと思いながら今度こそ一目散に‥
だが、着いたポイントには、昨日あれほど居たマルタの気配がなく、散々粘ったが『コツン』の1回のみ、仕方なく今度は人間様の遡上開始となった。
しかし、まだチョット早いのか、なかなか発見出来ず。
本日の最終目的地と定めたポイントへ近づいたとき、又鯉の美味しそうなポイントへ遭遇した。
ここは、護岸が高く水面への風を時折遮っていて、その合間を見て水面を観察すると、流心より対岸に近いところで1匹の魚影を発見。
普段ならとても届かない距離だが、今日は、背面からの風で容易にそこまで届き、そして2投目で大きな口に収まった。
合わせてフッキング。しかし、鯉は慌てる様子も無く、ただ平然と泳いでいるだけ。口の大きさから想像してこれは大物? と思いこちらも30分粘るぞっと決め込んだその矢先、あれー・!?のロスト。
なんと、マルタ仕様に改造した、重りのスライド防止のティペットのノット部からプッツン。
本日ここまで強風に耐えてきた気力も、同時に切れてしまった。
その後、マルタが居るであろうと予想した最終目的地で、あれ程探し回ったマルタの一団を発見したにも拘らず、気合いが入らす敢え無く○タ坊主。
本日の釣果は、最初に揚げた鯉の1匹の貧果に終わってしまった。
なお、いつも鯉を釣っている本流ハンターのT氏は流石、同ポイントでマルタを2匹
師匠も強風の中粘って着実に鯉の釣果を伸ばしていた。
完。
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